初心者向けシールドガイド
MTGには構築戦だけでなく、その場で開封して遊ぶリミテッド戦という遊び方があります。その中で人気な遊び方が二つあり、一つがドラフト、そしてもう一つがシールドという遊び方です。
シールドはMTGアリーナでも遊べますし、最新セットが出た時のプレリリースイベントなどでもプレイする機会があります。
この記事では、シールドをこれからプレイしようと思っている方に向けてプレイの方法や、そもそもシールドとは何か?について解説しています。
・シールドとは、6パックを開封して、その場でデッキを組んで遊ぶ遊び方
・デッキに入れるカードの基準は、ボム、除去、回避能力持ちのカードが優先
・マナカーブ通りに2色でデッキを組むのがスタンダードだが、場合によっては3色になるケースも多い
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シールドについての概要
シールドとは
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シールドは、リミテッド戦の一種でパックを6パック開封して、その中のカードと基本土地を組み合わせて40枚のデッキを作るという遊び方です。
基本土地は貸出をしてもらえることもありますが、自分で持っていく場合は各色10枚ずつ持っていくと足りないということは無いと思います。
ドラフトとシールドの違いは、24パックで遊ぶか6パックで遊ぶかの違い
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リミテッド戦は、ドラフトとシールドと2種類の遊び方があります。
ドラフトが8人で3パックずつ持っていき、24パックを回しながら遊ぶ遊び方あるのに対して、シールドは1人で6パックを開封して、その中のカードでデッキを組むという違いがあります。
自分があたれるカードの枚数がシールドの方が狭いため、デッキパワーがドラフトより弱めになる傾向があります。全員同じ条件なので、特に気にするところでは無いですが。
シールドの遊び方
事前に用意した方が良い知識
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シールドをプレイする前には、そのセットのメカニズムと入っているカードの情報は目を通しておいた方が良いです。
特にメカニズムについては、シールドのデッキ構築などをする際に重要な知識となりますので、事前に知っておくのをお勧めします。
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基本的なカードの情報収集は、MTGの公式HPのカードギャラリーというページで行います。Youtubeなどで全カードレビューをしている方もいらっしゃるので、有識者の方の意見を聞いておくのも参考になります。
メカニズムについては、公式での紹介があるので、プレイする前に目を通しておくと、シールドでカードをピックアップする時の一つの基準になります。
本ブログでは、シールドに必要と思われる情報については以下のようにセットごとにまとめた記事もありますので、参考にしてみてくださいね!
6パックを開封する
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ここから本格的にシールドの遊び方の解説に入っていきます。
まずは6パックを用意していただき、これらのパックを開封していきます。そうすると90毎のカードの山が出来上がると思います。
この時点ではレアカードを軽く見る程度で特にやることはありません。
色分けする
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6パックを開封したらまずは色別に分けていきます。この時にレアカードは一番上に来る様にしておくと、後でどのカードを使うか考える時に便利です。
MTGアリーナだと自動的に色が別れて見れるので、このあたりは省略できて便利ですよね。
1色ずつチェックする
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その後は、1色ずつチェックしていきます。
基本的には2色で組むのがベストなので、チェックする時に明らかに枚数が少なくい色があったら一回候補から外してしまうのも手です。
例では赤のカードを見ていますが、プレインズウォーカーや飛行カード、除去ができるカードなどがバランスよく入っているので、赤を第1候補として使いたくなりますね。
カードをチェックする時のポイント
英語 | 日本語 | 解説 |
BOMB | ボム | 試合を決める重要なカードで、巨大なサイズのクリーチャーや、プレインズウォーカーなどが該当する |
REMOVAL | 除去 | 相手のボムを除去するためのカード。クリーチャーを墓地に送ることができるカードや追放するカード、戦場から手札に戻すカードが該当する |
EVASION | 回避能力 | 攻撃側が相手のブロックを回避できる能力を持つクリーチャーのこと。飛行、威迫、トランプルなどが該当する |
AGGRO | アグロ | デッキの主力となるクリーチャーカード。マナカーブを埋めて勝利をサポートするカード |
DIRT | 不要 | 基本的にプレイしないカード。ドラフトは性質上、全く使わないカードもピックしないといけない為、ピックはするが使わないカード |
MTGのシールドでは、これが良いカードか悪いカードか、デッキに入れるべきカードかを判断する時によく使われる指標として「B.R.E.A.D.」という基準があります。
上が最も重要なボムカードで、そこからボムカードを対策する除去のカード、相手のブロックを避けてダメージを与える回避能力持ちのカード、そしてメインアタッカーの役割であるアグロのカード、最後に基本的にプレイすることがない不要なカードです。
特に上の3つが重要ですので、覚えておくとこれからのシールド戦が楽になると思います。
BOMカードとは1枚で試合を決めるデッキの主軸になるカード
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まずは最も重要なボムカードです。ボムカードとは、勝利に直結する強いカードの事で、一番わかりやすいのがプレインズウォーカーです。
プレインズウォーカーは、そのセットでも頭ひとつ抜けて強いケースが多く、盤面に出るとアドバンテージを稼げるため、できる限りデッキに採用したいですね。
また強力なレアカードもチェックする必要があります。シールドは6パック開封で基本的にはレアカードが6枚しかありません。この6枚をどのように勝利に直結させて使うかが頭を悩ませるところになります。
DIRTとは、そのデッキでは使わない不要なカード
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そしてシールドにおいては、DIRTカードは早めに排除してしまった方が良いです。
デッキを組む際にゴブリンが少ないのにゴブリンを強化するカードや、使い所が難しいソーサリー呪文などは早めに使わないと決めてしまいましょう。
クリーチャーは理想は16枚から17枚を入れたいので、その色のクリーチャーで1色8枚以上あるかがカラー選択の重要な要素になります。
Removal(除去)は相手のBOMカード対策
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除去カードは相手のボムカードを破壊する時に使うカードです。
シールドはどうしても2色にするために弱めのカードがデッキに入るケースがあります。このようなクリーチャーに除去カードを無駄打ちしないのも重要な要素です。
事前にカードプレビューなどを見ておけば、相手の色を見て、どのようなボムを入れてそうか想像しながら戦うことができますね。
Evasion(回避能力)とは、相手のブロックを回避する能力
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回避能力とは相手のブロックを回避して、相手にダメージを与えられる能力を持っているクリーチャーになります。
代表的な例が、飛行(飛行持ち及び到達持ちクリーチャーでしかブロックされない)、威迫(2体以上でないとブロックされない)、トランプル(相手のタフネス以上の攻撃力であれば貫通して相手にダメージを与える)になります。
特に飛行が強く、青や白に多い能力です。相手の飛行対策が遅れば、一方的に攻撃を入れ続けられるので、飛行持ちは優先的にデッキに入れたいところです。
Aggroとはマナカーブを埋めるクリーチャー
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アグロは攻撃要員というイメージで、彼らの役割はマナカーブを綺麗に埋めることが主な目的になります。
ボムや回避能力を持ったクリーチャーだけでデッキを組むことが難しいので、召喚に必要なマナを見て、デッキに組み込んでいきます。
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ここで参考ですが、デッキ構築にはマナカーブという考え方があります。マナカーブは序盤は軽量の呪文を、後半は重い呪文で戦えるように考えられたものです。
リミテッドは基本的にアグロデッキ(クリーチャーで早いタイミングから攻撃し殴り切るデッキ)になりますので、ある程度マナカーブ通りに組んでおかないと序盤の展開に苦しみ展開が開始した時には既に敗北寸前ということもありえます。
デッキのサンプル構成
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サンプル構成が上の様なイメージです。マナカーブが綺麗に1マナを頂点にして5マナにかけて上に上がっています。
基本的にはこのカーブを綺麗な形を目指しますが、このように組めない場合は色を3色にしてみたり、後半を重くして除去の枚数を増やして相手の動きを遅らせる戦術(コントロール)なども取る必要があります。
個人的にはマナカーブ通りにクリーチャーを配置するのがお勧めなので、トリッキーな事は王道を完璧に押さえてからで良いかなと思っています。
最後に
シールドの遊び方はいかがだったでしょうか。
MTGアリーナだと、シールドは新しいセットが出てから1ヶ月程度しか実装されていないので、普段は遊べないというのが痛いですよね。
リミテッド戦はドラフトもありますので、ドラフトで遊んでいただきながら、新セットが出た時にはシールドも楽しんでみてくださいね!