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【MTG Arena】「白青」で楽しむファイレクシア:完全なる統一のドラフト

ファイレクシア:完全なる統一を「白青」で楽しみましょう

ファイレクシア:完全なる統一のドラフトでは、圧倒的不人気カラーの「青」ですが、見方を変えれば不人気=強いカードが回ってくる可能性が高く、上手く使うことで勝利を目指すことも可能かと思います。

この記事では、そんな「青」と相性の良い「白」を組み合わせた攻略法をご紹介させていただきます。

この記事を10秒でまとめると

不人気カラーの青を使う事で強力な青のカードをピックしてクイックドラフトを攻略することを目的にした記事です。青を使ったアーキタイプの中で勝率の最も高い青白アーティファクトを組む際に必要なカードとデッキのイメージをご紹介します。

ファイレクシア:完全なる統一は決着までが早い展開が多いので、マナカーブは前のめりにし、アーティファクトシナジーがある軽量なカードと軽量除去で作られた纏まりあるデッキを作る為のネタが纏まっています。

 

アゾリウス(白青)を使ったアーキタイプについて

白青

(アーティファクト)

青白とアーティファクト関連のカードが多く、アーティファクトシナジーを活かしたアーキタイプ。青を使ったデッキであれば最も狙うべき組合せでもある。

Win Rate:55.1%(出典:17Lands.com)

平均勝率55.7%のところ、勝率レートが55.1%と、青でも全然勝利することができることがわかるかと思います。

青は明確なパワーカードが少ないですが、除去にドローに、そして飛行があるカラーでもあるのがドラフトでは強いです。

飛行能力は、青だけでなく白にも多い常盤木能力になります。

デッキ完成イメージ

1マナ 5枚
2マナ 10枚
3マナ 9枚
4マナ 1枚

決着が早い環境なので、それにあわせてマナカーブの頂点を2マナ帯にするように組んでいます。大型クリーチャーは置いておいて、除去は、「外科の頭骨爆弾」や「タミヨウの固定器」などを中心にピックし、アタッカーは、「大顎の大司法官」「マルカトールの眼」「アトラクサの疾牙」などを中心にしています。

青白アーティファクトの戦い方

序盤は「大顎の大司法官」

名前 大顎の大司法官
テキスト 絆魂

これでないアーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、大顎の大司法官は+1/+1の修正を受ける。

このデッキの中心となるカードの1つは「大顎の大司法官」です。

2マナ2/1というサイズで、絆魂(攻撃/ブロックするたびに、パワー分ライフを回復する)を持っています。毎ターンアーティファクトを出すことで3/2、4/3とサイズを上げて攻撃できるのが強いです。

今回の環境は毒殺系のデッキが多いので、早いタイミングでパワーをあげて相手を削り切る必要があります。毒持ちはサイズが小さいケースが多いので、サイズを上げてテンポよく攻撃してくるタイプのデッキが苦手なので、このカードが序盤の手札にあるか?がマリガン基準といっても差し支えないほどのキーカードです。

中盤以降は「マルカトールの眼」が活躍!

名前 マルカトールの眼
テキスト マルカトールの眼が戦場に出たとき、占術2を行う。(あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を見て、そのうちの望む枚数を一番下に、残りを一番上に、それぞれ望む順番で置く。)
これでないアーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、マルカトールの眼は4/4のファイレクシアン・眼・アーティファクト・クリーチャーになる。

このアーティファクトデッキのキーカード2枚目は、「マルカトールの眼」です。戦場に出た時に、占術2(ライブラリートップ2枚を確認して、不要ならライブラリーの一番下に移動させることができる)を行います。

このカードの強い点が、アーティファクトが戦場に出るたびに4/4のアーティファクトクリーチャーになる点で、インスタントタイミングでアーティファクトを唱えてブロッカーにしたり、メインでアーティファクトを唱えて相手を削るという使い方ができます。

終盤以降は「飛行クリーチャー」が活躍!

名前 呪い金の浮遊翼
テキスト ミラディンのために!(この装備品が戦場に出たとき、赤の2/2のレベル・クリーチャー・トークン1体を生成し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは飛行を持つ。
あなたがコントロールしていて装備品がついているすべてのクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
装備(2)(白)
名前 頭足類の歩哨
テキスト 飛行

頭足類の歩哨のパワーは、あなたがコントロールしているアーティファクトの数に等しい。

フィニッシャーには、飛行クリーチャーをメインに据えることができるのが、このデッキの強みでもあります。

1つ目が「呪い金の浮遊翼」です。4マナで3/2の飛行クリーチャーとして使うことができ、倒されたとしても3マナでクリーチャーに装備させて飛行脳y六を付与させることができます。

2つ目が「頭足類の歩哨」です。4マナのクリーチャーで、X/5のサイズです。Xはアーティファクトの数を参照するので、アーティファクトを並べておいたうえで戦場に出したい1枚ですね。このクリーチャーで最後の一押しをすることもできるので、優先的にピックしたい1枚ですね。

このデッキのクリーチャーたち

白のアーティファクトクリーチャー

名前 大顎の大司法官
テキスト 絆魂

これでないアーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、大顎の大司法官は+1/+1の修正を受ける。

名前 別館の歩哨
テキスト 毒性1(このクリーチャーから戦闘ダメージを受けたプレイヤーは追加で毒カウンター1個を得る。)
別館の歩哨が戦場に出たとき、アーティファクトやクリーチャーのうち対戦相手がコントロールしていてマナ総量が3以下である1つを対象とする。別館の歩哨が戦場を離れるまで、それを追放する。
名前 舞い降りる見張り
テキスト 飛行、警戒

白のアーティファクトクリーチャーとして優先的にピックアップするべき3枚は、この3枚です。

「大顎の大司法官」は絆魂持ちの2/1クリーチャーで、アーティファクトが出るたびに+1/+1修正が入るため、すぐに3/2、4/3とサイズが上がっていくので、アーティファクトを継続して出すデッキでは後半まで活躍することができます。

「別館の歩哨」は、マナ総量3以下のクリーチャーを除去する能力が強く、また1/4とタフネスが高いため除去されずらいというメリットもあります。

最後に「舞い降りる見張り」ですが、飛行(到達及び飛行持ちクリーチャーでしかブロックされない)・警戒持ち(攻撃してもタップ状態にならない)で、サイズは1/2とタフネス1の相手を優先的に討ち取ることもできます。

青のアーティファクトクリーチャー

名前 アンクタスの改良者
テキスト 毒性1(このクリーチャーから戦闘ダメージを受けたプレイヤーは追加で毒カウンター1個を得る。)

アンクタスの改良者が戦場に出たとき、あなたがコントロールしているアーティファクト最大1つを対象とする。アンクタスの改良者が戦場に残り続けているかぎり、それは基本のパワーとタフネスが4/4のアーティファクト・クリーチャーになる。

名前 金属のうろつくもの
テキスト 瞬速

金属のうろつくものが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それをタップする。

名前 マルカトールの監視者
テキスト 飛行、警戒

マルカトールの監視者が死亡したとき、カード1枚を引く。

「アンクタスの改良者」は、戦場に出た時にアーティファクト1つを4/4へと変えることができるクリーチャーで、自身が残っている限り効果は消えません。この能力で3ターン目に、2/3、4/4のクリーチャーを揃えるということができ、毒性持ちなどはスタッツが小さい為動きを止めることができます。

「金属のうろつくもの」は、瞬速(インスタントタイミングで取ることが可能)持ちなのが強く、コンバットトリックとして使う事も、相手の動きを見て唱えることで、優先的に3点相手にダメージを与えるということもできます。タップ能力があるので、相手の攻撃前に唱えて大型クリーチャーやブロッカーをタップするという動きも強いです。

「マルカトールの監視者」は、飛行(到達及び飛行持ちクリーチャーでしかブロックされない)、警戒持ち(攻撃してもタップ状態にならない)というだけでなく、死亡時に1ドローできるという点が強いです。序盤の攻撃役、ブロックしてアドバンテージを稼ぐという点でも強い1枚です。

無色のアーティファクト クリーチャー

名前 アトラクサの疾牙
テキスト アトラクサの疾牙は、油カウンター3個が置かれた状態で戦場に出る。

あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたはアトラクサの疾牙の上から油カウンター1個を取り除いてもよい。そうしたとき、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは飛行や警戒や接死や絆魂のうちあなたが選んだ能力1つを得る。

名前 砂丘動かし
テキスト 毒性1(このクリーチャーから戦闘ダメージを受けたプレイヤーは追加で毒カウンター1個を得る。)

砂丘動かしが戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地・カード1枚を探し、公開する。その後、ライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。」を選んでもよい。

「アトラクサの疾牙」は、3マナのアーティファクトクリーチャーで、サイズは2/2です。油カウンター3個が乗っており、この油カウンターを取り除いて、自分のクリーチャーに、「飛行」「警戒」「接死」「絆魂」のどれかを付与することができます。

付与できる能力がどれも強力で、増殖を持っているスペルと組み合わせることで毎ターン飛行を与えたり、接死を与えたりと大暴れするクリーチャーです。ピックする優先度はかなり高めです。

「砂丘動かし」は、2マナでサイズは2/1と普通ですが、戦場に出た時に基本土地1枚をサーチしてライブラリートップに持ってくることができます。意外?にもですが、青だけ来ない、白だけこない・・というケースが多いので、このカードの良さは使ってみて初めて染みるという1枚です。

このデッキの魔法カードたち

白の除去カード

名前 次元の撹乱
テキスト エンチャント(アーティファクトやクリーチャーやプレインズウォーカー)

エンチャントしているパーマネントでは攻撃もブロックもできず、それの起動型能力は起動できない。

名前 骨化
テキスト エンチャント(あなたがコントロールしている基本土地)

骨化が戦場に出たとき、クリーチャーやプレインズウォーカーのうち対戦相手がコントロールしている1体を対象とする。骨化が戦場を離れるまで、それを追放する。

名前 久遠への消失
テキスト これがクリーチャーを対象とするなら、この呪文を唱えるためのコストは{3}多くなる。

土地でないパーマネント1つを対象とする。それを追放する。

「次元の撹乱」は、2マナのエンチャントで、この環境屈指の除去カードの1枚です。エンチャントされたパーマネントは攻撃もブロックもできなくなります。

「骨化」は、2マナのエンチャントで、クリーチャーやプレインズウォーカーを追放することができます。

この2枚は、終盤までとっておき、対処するのが難しいボムカードへの対処で取っておきたい1枚ですね。アーティファクトデッキを使うと相手のクリーチャーが強い時が多いので、除去は豊富に取っておいても良さそうです。

「久遠への消失」3マナのインスタント呪文で、土地以外のパーマネントを追放することができますが、クリーチャー相手に使うと6マナになります。このカードも良いんですが、早い環境なので、クリーチャー除去としては微妙な性能な気がしますね。。

青の除去カード

名前 眩惑の妙薬
テキスト エンチャント(クリーチャー)

眩惑の妙薬が戦場に出たとき、エンチャントしているクリーチャーをタップし、その後、増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える。)
エンチャントしているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。

名前 血清の罠
テキスト 土地でないパーマネント1つを対象とする。それをオーナーの手札に戻す。そのパーマネントのマナ総量が3以下であるなら、増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える。)
名前 タミヨウの固定器
テキスト タミヨウの固定器は、油カウンター4個が置かれた状態で戦場に出る

(Tap), タミヨウの固定器の上から油カウンター1個を取り除く:アーティファクトやクリーチャーのうち1つを対象とする。それをタップする。

「眩惑の妙薬」は、3マナのエンチャントで、エンチャントしているクリーチャーをアンタップし、増殖を行うことができます。意外に青のダブルシンボルが出しにくいですが、白の除去が取れない時には、このカードの採用は検討余地ありです。

「血清の罠」は、2マナのインスタントで、相手の手札に戻すバウンス効果で相手のテンポを遅くする能力ですね。終盤のブロッカー除去にも、序盤の除去にも使える1枚です。

「タミヨウの固定器」は、4マナのアーティファクトで、4つの油カウンターがあり、それを1つずつ取り除いて、相手クリーチャーをタップすることができます。個人的には青のNo1除去カードで、見かけたら1枚は取ってデッキに入れています。増殖効果を持つスペルと組み合わせると相手のクリーチャーを延々と1体はタップさせ続けることができます。

ドロースペル

名前 ファイレクシア病の前触れ
テキスト 各対戦相手はそれぞれ毒カウンター1個を得る。

カード1枚を引く。

名前 歪められた好奇心
テキスト 堕落 — 対戦相手1人が3個以上の毒カウンターを持っているなら、この呪文を唱えるためのコストは{2}少なくなる。

カード2枚を引く。

青のカードといえば、ドロースペルでアドバンテージを稼げることですよね。

「ファイレクシア病の前触れ」は2マナのインスタントで、相手に毒を与えつつ1ドローすることができます。このデッキでは毒の効果は薄いですが、インスタントタイミングで追加1ドローできる効果は侮れませんので、1枚は入れておいても良さそうです。

「歪められた好奇心」は、3マナのソーサリーで、2ドローすることができます。堕落達成さえしておけば、1マナで2ドローという破格の性能にすることもできます。このデッキだと堕落達成は難しいので、ファイレクシア病の前触れの方が優先度は高いと思います。

無色の除去&ドロースペル

名前 外科の頭蓋爆弾
テキスト (1)、外科の頭蓋爆弾を生け贄に捧げる:カード1枚を引く。

(2)(青) 外科の頭蓋爆弾を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それをオーナーの手札に戻す。カード1枚を引く。起動はソーサリーとしてのみ行う。

名前 聖堂の頭蓋爆弾
テキスト (1)、聖堂の頭蓋爆弾を生け贄に捧げる:カード1枚を引く。
(2)(白)、 聖堂の頭蓋爆弾を生け贄に捧げる:あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受け飛行を得る。カード1枚を引く。起動はソーサリーとしてのみ行う。

こちらのアーティファクトカード2枚は、結構終盤まで残っているけど、かなり強いという2枚になります。

「外科の頭蓋爆弾」は、1マナ+このカードを生け贄に捧げることで1ドローという能力と、3マナ+このカードを生け贄にして、1ドロー+クリーチャーをバウンスするという能力です。3マナで使う1ドローとバウンスがかなり強く、終盤のブロッカー除去や相手のテンポロスにと活躍する1枚です。

「聖堂の頭蓋爆弾」が、このカードを生け贄に捧げて1ドローするという能力と、3マナ+このカードを生け贄に捧げて、飛行と+2/+2修正と1ドローという能力です。最後の膠着状態で飛行+修正効果で一気に攻めるというのも良いですし、それに1ドローが付いているのは破格ですよね。

さいごに

人気のグルールカラーで組みたいところですが、中々いいカードが回ってこなくて中途半端なデッキになってしまう事などよくありますよね。

青を使ったアゾリウスカラーのデッキは、カードが余るので最終的にまとまったデッキが組めるという印象です。是非この記事を参考にしてアリーナのクイックドラフトを楽しんでみてくださいね~!!

 

ABOUT ME
Wataru Shimayama
神河 輝ける世界から始めました。現在はMTGアリーナでリミテッドを中心に楽しくプレイしています。 MTGアリーナの初心者から中級者に向けた情報発信を行なっています。